• 坂本裕尚

変わりゆく廃棄物処理業界


◆記事1:

IoTを活用したら、廃棄物収集ルートが効率化! 運行距離が9.2%減少

・NECと神奈川県川崎市は、川崎エコタウンで実施したIoTを活用した資源循環高度化の調査事業において、産業廃棄物などの収集運搬システムによる低炭素化の有効性を確認したと発表した。

・同事業は、環境省の低炭素型廃棄物処理支援事業の採択を受けて、処理業者の中商、リサイクル分野のトレーサビリティサービスを提供する一般社団法人資源循環ネットワークと共同で実施したもの。

・実証事業期間は2016年度~2017年度。

・同事業で構築したIoTを活用した産業廃棄物などの収集運搬システムでは、川崎市立病院の廃棄物ヤードにカメラなどのセンサーを設置し、その撮影結果から廃棄物の蓄積状況を把握。

・この蓄積状況をもとに病院周辺のクリニックも含めた適切な回収ルートを作成し、効果を検証した。その結果、削減可能な車両運行距離が約9.2%と評価され、その有効性を確認した。

◇環境ビジネス

https://www.kankyo-business.jp/news/020358.php

◆記事2:

ロボットとAIで新しい産廃処理工場を作るシタラ興産ほか、第11回埼玉ロボットビジネス交流会レポート

・「第11回埼玉ロボットビジネス交流会」が2018年5月16日に行われた。

・埼玉ロボットビジネス交流会とは、埼玉ロボットビジネスコンソーシアムによる、ロボット分野のビジネス、技術動向を学び、異業種の出会いをマッチングする交流会。

・第11回にはロボットを活用した産廃分別を行なっているシタラ興産を含む3件の中小企業による発表のほか、経産省産業機械課のロボット導入事業担当者による講演などがおこなわれた。

◇ロボスタ

https://robotstart.info/2018/05/17/moriyama_mikata-no51.html

これらのように、AIやIotは、IT業界に限った話ではなく、廃棄物の処理業界でも確実に導入されていくでしょう。

また、先日ご案内しました環境省の「第四次循環型社会形成推進基本計画」でも、これらの記事のようなIotなどの促進も含んでおりますので、今後は確実に処理業者の処理方法も変わっていくものと思われます。

一方、「全国産業廃棄物連合会」が「全国資源循環連合会」に名称変更されるなど、環境省の平成29年夏の組織改正(環境再生・資源循環局の設置)もあってか、「廃棄物」が「資源循環」に変わりつつあるという動きもあります。

私事ではありますが、これまで所属しておりました会社を退職しまして、これからの未来の環境に携わる仕事に転職することとしました。

今後は、そのような廃棄物以外の情報もご案内していきたいと思います。

坂本裕尚

#廃棄物管理実務

113回の閲覧

最新記事

すべて表示

新型コロナウイルス関連について

環境省より、排出事業者の廃棄物の処理委託、処理業者側の処理の受託における注意点などの通知が発出されましたので、ご案内します。 ■排出事業者向けの対応 排出事業者向けとしては、たとえば以下のようなQ&Aが載っています。 ・Q3-1 「新型コロナウイルス」とはどのような特徴

  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
  • LinkedIn Social Icon
  • Blogger Social Icon

Copyright © 2016 図解超入門!はじめての廃棄物管理ガイド~これだけは押さえておきたい知識と実務 / 坂本裕尚 All Rights Reserved.