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秋田 消防署 消火剤を不法投棄、職員2人を書類送検


昨年6月に秋田市消防本部の職員2人が、液状の消火剤を旧秋田南消防署雄和分署敷地内に不法投棄した問題で、県警は12日までに、男性消防司令補(53)と再任用の男性消防士長(62)を廃棄物処理法違反の疑いで、秋田地検に書類送致した。送検は8日付。 送検容疑は昨年6月下旬、産業廃棄物として処理しなければならない消火剤を、秋田市雄和の同分署敷地内の地中に不法投棄した疑い。 同本部によると、2人は当時、警防課に勤務しており、消防施設や備品の管理を担当。昨年6月21日、購入から20年以上たって劣化した消火剤約860リットルを廃棄しようと、同分署の花壇に穴を掘って埋めたという。

http://www.sakigake.jp/news/article/20170912AK0023/

《解説&つぶやき》

さて、みなさん、この記事を読まれて、以下のどちらの意見でしょう?

① 悪意・・「まったく、消防署職員もわるいやつがいるのぉ~」

② 認識不足・・「消防署の人はちゃんとやっているはずのに、なんでこんなことになったのやら・・」

答えは定かではないですが、このようなケースの場合、②のような認識不足というのがその多くに当てはまるでしょうね。(若干、私の期待もこめていますが・・笑)

さて、この事案から学ぶことは、いま申し上げましたように、

・悪意がなくても法令違反となって、罰則の適用も受ける可能性があること

それと、

・それに関わった個人がその書類送検の対象、罰則の対象になってしまうこと、です。

「知らない」というのは怖いですねぇ~

でも、この消防署の方もいつかは「これっていいのかな~?」というのは、思ったことでしょうね。

なので、やはり、このようなリスクにつながることはそれぞれの企業、公共団体でも、その従業員を守るという意味でもやはり「”気付き”をもらたす教育」というのは、必要なのでしょうね。。。

坂本裕尚

#不適正処理 #自治体 #事件事故 #廃棄物管理実務 #廃棄物クイズ

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