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中国の廃プラ輸入禁止措置の影響


中国の廃プラ輸入禁止措置を受け、国内の廃プラの量が増大したことを受け、外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する調査結果が公表されましたので、処理業者の回答結果の一部をここに紹介します。

■処理業者からの回答結果①

・処理量の変化については、中間処理業者の56%(93件)、最終処分業者の25%(8件)で「増加し た」という回答が得られた。

・処理量の増加幅の割合は、中間処理においては84.6%(77件)、最終処分においては62.5%(5件)で2割未満となっている。

■処理業者からの回答結果②

・保管量の変化(中間処理)については、35.2%(57件)において、「増加した」との回答が得られた。

・受入制限については、現在行っているとの回答が23.3%(40件)、検討中との回答が11.6%(20件)あった。

■処理業者からの回答結果③

・処理料金の変化については、値上げしたという回答が、収集運搬で23%(34件)、中間処理で43.8%(74件)、最終処分で3.3%(1件)であった。

・処理料金の値上げの要因については、処理後物の買い取り価格の低下・逆有償化(47件)、処理施設(焼却・最終処分)における処理料金の増加(42件)との回答が最も多かった。

http://www.env.go.jp/press/files/jp/110123.pdf

<つぶやき>

やはり、廃プラは処理業者にとって、困ったものになってしまっているのですね。

いまの日本では、燃やしてのサーマルリサイクル行き先に・・

でも、いまの焼却炉はもうお腹いっぱい。。

さて、どうなることやら。。。

坂本裕尚

#不適正処理 #廃棄物管理実務

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