廃棄物処理施設の新設
◇シンガポールの廃棄物処理施設
・シンガポールは、西部トゥアスに工業用水・廃棄物処理の複合施設「トゥアス・ネクサス」を建設すると発表
・50億Sドル(約4,100億円)超規模の大型プロジェクトで、同様の施設は世界初という
・PUBが管轄する工業用水処理施設「トゥアス水再生プラント(トゥアスWRP)」とNEAの廃棄物処理・発電施設「インテグレーテッド・ウェイスト・マネジメント・ファシリティー(IWMF)」の2つ
・それぞれの処理過程で発生する蒸気、バイオガス、電力を相互に有効活用することで、省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出抑制などの効果が見込める
・処理能力は1日当たり80万立方メートルで、従来の施設と異なり、処理後の水は工業用水として再利用可能になる。同施設の入札の第1弾は5月に実施済みで、第2弾を今年10~12月期に行う。
・事業規模は20億Sドル超を見込む。
(神戸新聞)
https://www.nna.jp/news/show/1786125

<つぶやき>
・日本の焼却施設も老朽化が進み、延命補修するか建て替えかの話が進んでいると聞く
・しかしながら、欧州などの先進的な資源化、埋立の減少などの設備の取入れがあまりなさていない
・焼却炉で言えば、焼却灰からの資源物の回収や、し尿施設で言えば、汚泥からの発電も進んでいる
・タイの洞窟の救助では、諸外国のダイバーの支援がなされた
・一方、日本では東日本大震災でも海外の技術の支援を断ったという
このように、島国特有の要らぬ感情等はもう抜きにして、先進事例をより多く取り入れていきたいと思っ
坂本裕尚
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