プラの資源循環戦略(素案)ほか
先日、19日(金)、環境省主催のプラスチック資源循環戦略小委員会が開催され、プラスチック資源循環戦略の素案が発表されました。

以下は、委員会で配布された資料の一部となり、ここに今後の方向性が表れておりますので、まだ確定ではないものの今後の参考になろうかと思われます。
■リデュース
・消費者はじめ国民各界層の理解と連携協働の促進により、代替品が環境与える影響を考慮しつ 、2030年までに、ワンウェイのプラスチック(容器包装等)を累積で25%排出抑制するよう目指します。
■リユース・リサイクル
・2025年までに、プラスチック製容器包装・製品のデザインを、容器包装・製品の機能を確保することとの両立を図りつつ、技術的に分別容易かつリユース可能又はリサイクル可能なものとすることを目指します(それが難しい場合にも、熱回収可能性を確実に担保することを目指します)。
・2030年までにプラスチック製容器包装の6割をリサイクル又はリユースし、かつ、2035年までにすべての使用済プラスチックを熱回収も含め100%有効利用するよう、国民角界各層との連携協働により実現を目指します。
■再生利用・バイオマスプラスチック
・適用可能性を勘案した上で、政府、地方自治体はじめ国民角界各層の理解と連携協働の促進により、2030年までに、プラスチックの再生利用を倍増するよう目指します。
・導入可能性を高めつつ、国民角界各層の理解と連携協働の促進により、2030年までに、バイオマスプラスチックを最大限(約200万トン)導入するよう目指します。
http://www.env.go.jp/council/03recycle/post_148.html
<つぶやき>
プラのマテリアルリサイクルはあるべき姿ですが、どの程度できるでしょうか。
プラの色や種類によっては、熱回収が最適なものも多くありますので、無理してマテリアルリサイクルしなくても・・と思ってしまうところも心の隅ではありますが。。笑